2010-03-29から1日間の記事一覧
(先々週のつづき。筆者は執筆前に『日本文壇史』(伊藤整)を読み、強い感銘を受けています。第二章に出てくる「幸徳秋水」がすごく愛くるしい。彼は文系大学ならどこにでもいそうな愚痴り屋で夢見がちで感傷的な文学青年で、彼を取り巻く若い「社会主義者…
(先々週のつづき。筆者は執筆前に『日本文壇史』(伊藤整)を読み、強い感銘を受けています。第二章に出てくる「幸徳秋水」がすごく愛くるしい。彼は文系大学ならどこにでもいそうな愚痴り屋で夢見がちで感傷的な文学青年で、彼を取り巻く若い「社会主義者…