2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧
すげぇ。 「誰でも曲作りが手軽にできるよ!」とか 「海岸線を歩いてるときにふと浮かんだフレーズをすぐにメモれるよ!」とか 「鼻歌が楽曲に早変わり!」とかが利点か。 技術的にめちゃめちゃ革新的なのは素人目にもわかる。 ただ、生活のインフラにもなら…
「小説の面白みは「行間」にある」って義務教育の頃どこかで聞いた紋切り型だけど、字面だけなら以外に真かも。「「行間」にこそ深い意味がある」という風にとらずに、「ある一文と次の一文のあいだのずれや飛びやつながりを楽しむといいよ」みたいに受け取…
友達が2009年の年末に書いたエントリをたまたま読んだ。 2009年を振り返っていた。しっかりしてるな、と思った。 なので、見習って僕も、2010年を「前もって」振り返っておこうと思う。 1月「日本の戦後文学論」「高橋源一郎論」「モーリス・ブランショを読…
講義の試験で「戦後文学」について書くことになり、 ジョルジュ・ペレック的手法で日本文学史を記述していたら、 (と書くとかっこいいけど、小説家の名前を羅列していっただけ)、 いろいろ面白いことがわかった。書き上げたレポートは、どこかに載せるつも…
「今日、何食べた? 3」(よしながふみ)を借りて読む。 漫画を買い揃えるような経済的余裕はうちにはない。 みんなが持ってるからといってテレビを買い与えるような親でもない。 給料日は遠い。 というわけで、読みながら思ったことを、かいつまんで書く。…
本題に入る前に、2009年に読んで面白かった学術論文をメモ。 『ブランショ 可能なもの不可能なもの』上田和彦 『ジョルジュ・ペレック論 「Wあるいは子供の頃の思い出」の起源』福住遊 『翻訳という<魔法>を考える』大久保ゆう 『占領下のパリ、強制収容…
新年、ということは平安時代で、平安時代ということは、『源氏物語』だ。 という思いつきの連鎖を説得力ある形で誰かに伝えるのは難しくてしんどいからしないけど、 あまり好きではないし有益だとも思いにくい講義向けに書いたレポートを、 そのままお蔵入り…