で?っていう備忘録

再開です。

140字制限超過しがちなのです。

「小説の面白みは「行間」にある」って義務教育の頃どこかで聞いた紋切り型だけど、字面だけなら以外に真かも。「「行間」にこそ深い意味がある」という風にとらずに、「ある一文と次の一文のあいだのずれや飛びやつながりを楽しむといいよ」みたいに受け取ると、ね。真。言葉というのは一語一語の「ずれ」の集まりのなかで出来ているのであるから、究極的に(つまり、名言とか名文とか美辞とかを楽しむのに飽きた時に)面白いのは、その「ずれ」自体、ささやかで小さな「ずれ」を、優しく受け止めるように読み取ってあげる、というのが、最終的な、小説の極上の楽しみ方ではないか。