で?っていう備忘録

再開です。

生卵に注意!

高橋源一郎さんの『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』。
泣きそうになる。涙がこぼれては大変なので、慌てて宮沢賢治を読む。逆効果になる。泣くのはなんとか堪える。完敗。すがすがしい。お腹が痛い。


●『オッペルと象』とかいろいろ。
泣きそうになる。涙がこぼれては大変なので、慌てて本から目をそらす。仰向けになって読む。これなら濡れない。完敗。すがすがしい。お腹が痛い。宮沢賢治が大嫌いだ。


●『ブランショバタイユの書簡を分析した論文』
CINIIで拾った。他人というのは、理解しようとすると理解できなくて、受け入れるしかないのだが、そのためには、不可能なものに応えなくちゃいけないようだ。具体的に何をどうすればいいんだ。なんだかよくわからない。


●原稿の細部に手を入れる。削る。消す。取り除く。「小説態勢」みたいのが起動しないから、醒めた目で読める。今週はずっと手を入れていた。読み返してみると、ひどかった。すべてをなかったことにしたい気持ちにかられるが、毎度のことだ。慣れた。最善策を施す。


●何食わぬ顔して削って捨てられる枚数が増えてきた。前は、なんとなくもったいない気がして、完成させてから、消す、という遠回りをしてたけど、これからは、途中で道を間違えたと思ったら、一気に引き返して、そこからリテイクしていけそう。