2009-01-01から1年間の記事一覧
書くことがないふりをしてるだけじゃないのか?
他の人のブログとか小説とかエッセイとか評論を豚のように読み漁っていると、 他の人はすげぇなぁすげぇなぁと思います。 いっぱい書くなぁ、と。量的驚愕。そしてみんな文章が上手い。 と言っても小難しい論理や熟語を軽々と使いこなしているとか、 読んで…
本を読んでる時より体を鍛えてる時のほうが頭を使って色んなことを考えてるんじゃないかと思った。
今日はいろいろなものが一つになりました。 時間と空間、重力と加速度、磁力と電磁力、幾何と代数と群論。ボブ・ディランとビートルズ。 いちばん最後の二つは日本で合体して井上陽水になりました。 位数とか正規部分郡とかいきなり言われても、理解するのに…
夏が終わりますね。 妹(高3)が知らぬ間にananデビューしてて衝撃を受けました。 実家にはテレビがあるので、井上洋水特集などを見ています。 3次方程式の解の公式を今日知りました。 対称な2つの3乗根の和でした。 自力で解いたほうがたぶん楽。
ええ。そういうことです。悪いのは、「それ」です。ごめんな、二人。
いままでなんか、雰囲気で聞き流してたけど、 木村カエラさんが唄ってる『magic music』の出だしの、 外はbeautifulなperfectなeveryday って、すごいな。 beautifulもperfectもいまや日本語の名詞として機能していて、 なのにいままでの日本語じゃありえな…
↑という人を思いついた。 軽自動車に長方形の板と丈夫な鎖を大量に積んで、 世界中の公園やら公団住宅やらメルヘンな女の子の家を回るのだ。 おじさん自身はみすぼらしい格好で、 子供の夢とかいうぬるい幻想を守る努力なんかしなくて、 「揺れないよ、揺れ…
疲れた。
僕はフランス文芸誌のことはぜんぜん知らないから、どうなのか分からないけど、モーリス・ブランショが小説家デビューしたのが1941年。 ル・クレジオが1960年。 ル・クレジオが1940年生まれ。ペレックが1939年生まれ。どの人がどうとかいう解説とか、 生年並…
『大洪水』(ル・クレジオ)と『底辺女子高生』(豊島ミホ)を一章ずつくらい交互に読んでいる。 どっちの小説も、「世界」とか「社会」とか世間で言われている人やものや言葉の集まりに、近寄りづらさを感じてしまった男女が主役だ。 一方の小説は、 立ちあ…
「普遍的な日本語」というのは、「いつ・どこで・誰が読んでも分かる日本語」のことだ。 例えば平成二十一年から100年前というと、太宰治や埴谷雄高や松本清張が生まれた年で、二葉亭四迷が死んだ年だ。そのころ朝日新聞で連載していた夏目漱石の『それから…
(続き・思い出せるところから)あ:だから基本的に90年代に前線で書かれていた小説たちって、ぎりぎりの緊縮財政なんですね。阿部和重さんとか中原昌也さんみたいにクリシェを使うとか、笙野頼子さんとか保坂和志さんみたいに手持ちの現金でめいっぱい贅沢…
きょう一日の出来事のなかで、書ける材料。 ・必修だったはずのプレゼン ・古事記ってばまじ超必死だしウケる ・昼食会のしいたけ ・レポが好評 ・空海でも宿題 ・バイト急暇 ・もやしさえいてくれたら炊飯器の白い悪魔と闘えるのに ・「本番」を持ち歩く時…
保坂和志が「これといって巨大な事件も起こらない淡々とした日常生活」を書く時、 忘れ、切捨て、手放し、目を背け、排除し、回避し、逃避しているものの存在に、 気づけないような鈍感な奴とは友達になりたくない。こう書くことで、僕は、保坂和志を、見上…
古川日出男さんと市川真人さんの公開対談に先立って、 古川さんが自著『聖家族』のまん中から後ろのへんを朗読していた。 間違えて大学院進学説明会に迷い込んだせいで15分くらい遅刻した。 もう始まっていて、会場に入ると古川さんが吠えていた。 いや、ま…
「やらねばならぬこと」が目の前にどしん、って積み重なってたら別に平気なのだよ。 消化してくだけだから。 と思って課題とか読みかけの本とかやりかけの家事とかを机の上に総結集させたら、 作業スペースがなくなってしまった。
林家三平、立川談志、三遊亭円楽、桂三枝、コント55号、ザ・ドリフターズ、横山やすし・西川きよし、星セント・ルイス、春風亭小朝(笑点、欽ちゃん、ドリフ、やすきよ、スタ誕) B&B、ツービート、明石屋さんま、タモリ、紳介・竜介、コント赤信号、シテ…
別にそこまで顔見知りというわけでもないんだけど、 ブログとか雑誌とかテレビとかネットでよく顔や文や動画を見かける誰かの身辺が、 少しずつ、とはいえ確実に動いているのを、見たり聴いたり読んだりするのは、嬉しい。 僕と違ってそういう人らは世間から…
眠いなら寝ればいいんだよね。それで済む話だよね。
明治の文豪が欲してやまなかった『普遍的な日本語』とは? という時の「普遍的」という言葉は使われ方によって姿を変える分かりづらい語の典型例だと思う。 そもそもちょっと古いし固いから普段あまり使われない。 「すべてに行き渡っている」 というくらい…
ふだん自分が過ごしている生活からあまりにかけ離れた突飛な設定のフィクションを見ていると、それに没頭できないのと同時になんとなくほほえましい気分になることが増えた。 ほほえましいというのは、自分より下の身分の人がしょうもないことに熱中している…
必修講義のレポートで牡丹灯篭を平成語訳して、 バイトして、早稲田文芸会の庶務をして、 必修講義のレポートで万葉集収録山部赤人の二首を褒めて、 現代詩フォーラムに詩をupして、寝た。という昨日。 確か火曜日に、古本屋で本を買う。 『ビザンチウムの夜…
備忘録。『このあいだ東京でね』で或る講義のレポを書くつもりなので。 ふつうに読み流してしまえば20世紀の小説作法を多少洗練させたくらいの文章なのに、 読んでると「ぞわぞわ」が読み手のなかに込み上げてきて、居心地が悪くて、 つい「お前誰だよ?!」…
これで引用は最後。 前に読んだ時から感想がだいぶ変わっているようで、 次回は、どこがどう変わったか、とかを手がかりにして書けたらいいかな、と思う。 (ここから) 昼過ぎに起きて「いいとも!」を見ながら、 半年ぶりに実物を目にした新聞のテレビ欄に…
コピペした手前また『このあいだ東京でね』を読み直していたら、 またいろいろ書きたいことが思い浮かんできました。 もうしばらく引用を続けますが、事後的に思いついたことを、 ≪≫でくくって書き足しておきます。 (承前) 「ある程度人生に見通しを立てた…
引用の続きを。 (ここから) ひとまず、どこ出身、何年にデビュー、主な作品は[……]みたいな辞書的な情報は、 僕なんかよりwiki氏のほうがぜんぜん詳しいのでそっちを見て欲しいんですけど、 青木さんについて、いくつか書評・感想・批評を回った漁果を並…
別に前田司郎さんが嫌いとかそういうんじゃないんです。 『グレート生活アドベンチャー』(こっちは小説)も 『偉大なる生活の冒険』(こっちは戯曲)も 「生活苦とか恋とか家族関係とかをあんまり悩めないことが悩みなのを悩まないように生きる」 という男…
April 7, 1969 I feel so bad today that I want to write a poem. I don't care: any poem, this poem. 1969年3月7日 今日は最悪な日で 詩が書きたくなった。 別に気にしない どんな詩でも、 この詩でもね。 R.ブロティーガンというアメリカの詩人が書…